学生時代の余裕資金
投資は余裕資金でやるべきです。リスクがあり、お金が減る可能性もあるので、生活資金などから資金を捻出するのは厳禁です。
しかし、学業とサークルの合間にバイトをして、友人と飲んだり食べたりするとなかなかお金は貯まらず、貯まったとしてもかなりの少額になるでしょう。
そしていざ投資をしようと思って株を買おうと思っても、100株単位で買わなければいけないため、ひとつの銘柄でも数万〜数百万単位の必要になります。
お金を用立てることができても投資の最初の一歩としてはかなりハードルが高いように思えます。
数千〜数万くらいの資金の場合で一気に増やそうと思うとFXなどに行ってしまうのが現実です。時間のある学生のうちに為替トレードにはまって楽しむというのも一つの手ですが、せっかくの学生生活なので学生時代しかできないことや好きなことに時間をつぎ込んだ方が幸せだとは思います。
基本的には普通に学生が貯めることのできる資金では規模がないため数%の利回りでは増えても影響があまりなく、大きく増やせる可能性のあるFXな高いあるでしょう。
現実的には学生時代の余裕資金ではよっぽどトレードが好きだったり時間を費やさないと投資を資金源にするのは難しいでしょう。
学生時代の投資は無意味ではない理由
では学生時代に投資をすることは無意味なんでしょうか。しなくて良いものなのでしょうか。
僕自身の意見としてはそんなことはなく、少しでも良いから余裕資金を投資に回してみるべきだと思います。その理由として以下の3つがあります。
失敗してもリカバリーがしやすい
まず、学生時代から投資を勧める理由の第一に失敗しても金額的に被害が少ないということが挙げられます。学生時代の少ない原資で多少の損をしても生活に影響がでにくく、バイトでもすればすぐに投資の原資を用意することができます。
社会の動きに関心を持つ
投資を推奨している理由のひとつに社会に関心を持つきっかけになることがあります。やはり自分のお金がかかっているとなると、それ関わる様々な社会の情勢にアンテナを張るようになり、社会状況のベースの知識ができてきます。
特に就職活動を行うようなときに、どのような業界が有望なのかであったりその会社の立ち位置に関して企業が就活生向けに発信する情報よりは公平に見る力がつくでしょう。
お金を貯める習慣ができる
毎月追加資金を出すためにはお金を貯めたり、収支をどんぶり勘定でいいので管理するようになります。
一回このような習慣を身につけることができれば、社会人になって働くようになり本格的な投資をできるような段階になったときに追加出資をすることができるようになるででしょう。
投資の優先順位は高くない
金融周りのことについて知ることがもはや趣味になっているので、「投資をすることは人生を豊かにすること」だと信じています。しかし、学生という様々な機会があるなかで趣味になるレベルで好きでない限り、金額は限定して始めた方が良いでしょう。
様々な分野の第一線で研究している人の授業を受けたり、サークルなどで友人と楽しい時間を過ごしたり、学生というステータスを使って社会人の方々に可愛がってもらったできるのは社会人になった後には難しくなることです。
負担のない範囲で少額で低コストな投資信託やその他の様々な投資に手を出してみるくらいがちょうどいいんじゃないかと個人的には思います。
僕が個人的にオススメするのは、楽天証券などで毎月自動で数百円〜数千円づつ積み立ててみることです。一回設定してしまえば自動的に毎月引き落とされますし、楽天ポイントなどを貯めればそれで投資信託などを追加購入できて個人的に利用してました。
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