楽天証券の貸株設定方法を解説【PC・スマホ・iSPEED対応】コース選びも図解

貸株
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📱 2025年3月のiSPEED対応アップデート後の最新手順

楽天証券の貸株はスマホからも設定できます。
手順は5分で完了。コース選びだけ慎重に。

  • 貸株サービスの申込方法(PC・スマホブラウザ)
  • iSPEEDアプリから銘柄ごとに貸株設定する方法(実際の画面付き)
  • 3つのコース(金利優先・優待優先・優待有配優先)の違いと選び方
  • 「自動で貸出す」vs「貸出さない」の設定の意味

楽天証券の貸株サービスは、2025年3月23日からiSPEEDアプリでの設定に対応しました。それまではPCサイトでしか設定できなかったのですが、アップデート後はスマホから直感的に操作できるようになっています。

この記事では、実際のiSPEED画面のスクリーンショットを使って、貸株の設定方法を一通り解説します。初めて設定する方も、コースを変えたいという方も、この記事を見れば完結します。

楽天証券の貸株サービスとは

貸株サービスは、自分が保有している国内株式を楽天証券に貸し出すことで、貸株金利を毎月受け取れるサービスです。株を保有しているだけで追加収入になります。

楽天証券 貸株サービスの基本

対象 楽天証券の特定・一般口座で保有している国内株式
※NISA口座の株式は対象外
金利の目安 年率0.1〜数%(銘柄によって異なる・毎週更新)
金利の入金日 翌月第2営業日に1ヶ月分まとめて入金
手数料 無料(一切かからない)
設定できる場所 PCサイト・スマホブラウザ・iSPEEDアプリ(2025年3月〜)

貸株サービスの仕組みやメリット・デメリットについては貸株とは?仕組み・メリットデメリットを解説した記事もあわせてどうぞ。

まず貸株サービスに申込む(初回のみ・PC推奨)

貸株の設定変更をする前に、まず「貸株サービスへの申込」が必要です。口座開設とは別の手続きで、最初の1回だけPCサイトまたはスマホサイトから申込みます。()

貸株サービスへの申込手順(PC)

  1. 楽天証券にログイン
  2. 画面右上「マイメニュー」をクリック
  3. 申込が必要なお取引(信用、先物・オプション、FXなど)」を選択
  4. 「国内株式」欄の「貸株サービス」をクリック
  5. 規約を確認して申込完了
💡 申込完了後、すぐに設定できます。審査はありません。すでに申込済みの方はこの手順は不要です。iSPEEDで「貸株設定」メニューが表示されていれば申込済みです。

「自動で貸出す」と「貸出さない」どちらを選ぶか

貸株サービスには、新規に株を買ったとき自動的に貸株に設定するかどうかを決める「自動貸出設定」があります。

設定 動作 向いている人
✅ 自動で貸出す 新規購入した株は自動的に貸株になる。設定の手間なし ほったらかし派・全銘柄貸したい人
貸出さない 新規購入株は貸株にならない。貸したい銘柄だけ手動で設定する 銘柄を選んで貸したい人

長期保有メインなら「自動で貸出す」にしておくのが楽です。優待・配当の設定コース(次のセクション)をしっかり選べば、買ったそばから自動で金利が発生します。

⚠️ NISA口座の株は自動的に除外されます。「自動で貸出す」に設定しても、NISA口座の株は貸株の対象にならないので安心してください。

3つのコースの違いと選び方

楽天証券の貸株には3つのコースがあります。コース選びが最も重要な設定です。

コース①

金利優先

動作:権利確定日前に自動返却しない。貸株を継続して金利を受け取り続ける。配当金は「配当金相当額(税引後)」として入金される。

優待は?:自動返却されないため、優待は取り損ねる可能性がある。

💡 権利確定日は貸株金利が通常の5倍になるボーナスがある。優待が不要で金利を最大化したい銘柄向き。

コース②

優待優先

動作:株主優待の権利確定日の前に自動で株を返却し、優待の権利を取得できるようにする。優待情報がない銘柄は配当金相当額として入金。

配当は?:優待がある銘柄の配当は「配当金相当額」で受け取れる(税務上の扱いが少し異なる)。

✅ 優待目当ての銘柄はこのコースにしておけばほぼ安心。ただし優待情報の更新タイミングに多少のズレあり。

コース③

優待・有配優先(おすすめ)

動作:優待の権利確定日だけでなく、配当の権利確定日前にも自動で株を返却。優待も配当もどちらも正常に取得できる。

配当の税務メリット:配当金相当額ではなく「正式な配当金」として受け取れるため、配当控除が使える(確定申告で有利になるケースあり)。

✅ 筆者はこのコースで運用中。優待も配当もどちらも取りこぼしたくない長期保有派に最もおすすめ。

💡 コース選びのまとめ

  • 優待も配当も取りたい → 優待・有配優先(コース③)
  • 優待だけ取りたい → 優待優先(コース②)
  • 金利を最大化・優待はいらない → 金利優先(コース①)

iSPEEDから銘柄ごとに設定する手順【実際の画面付き】

2025年3月23日からiSPEEDでも銘柄ごとに貸株設定を変更できるようになりました。以下は実際の操作画面です。

STEP 1:「資産・照会」→「保有銘柄一覧」を開く

iSPEEDのアプリを開き、画面下部のメニューから「資産・照会」をタップ。「口座」セクションにある「保有銘柄一覧」をタップします。

[ここに画像1を挿入:iSPEED「資産・照会」→「保有銘柄一覧」の画面]

▲ 画面下部「資産・照会」→「保有銘柄一覧」(赤丸)をタップ

STEP 2:設定したい銘柄を長押し(またはタップ)→「貸株設定」を選ぶ

保有銘柄一覧から設定したい銘柄をタップするとメニューが表示されます。一覧の中から「貸株設定」を選びます。

▲ 銘柄タップ後のメニューから「貸株設定」を選ぶ

STEP 3:貸出設定とコースを選んで「決定」

「貸株設定」画面が開きます。設定項目は2つです。

① 貸出設定

  • 全貸:全数量を貸す
  • 未貸:貸さない
  • 一部未貸:指定した株数だけ貸さない

② 貸出コース

  • 金利優先
  • 優待優先
  • 優待・有配優先(推奨)

▲ 「全貸」+「優待・有配優先」に設定して取引暗証番号を入力→「決定」

設定が完了したら取引暗証番号(4桁)を入力して「決定」をタップします。以上で設定完了です。

一部未貸を使うシーン:たとえば1,000株保有していて「100株だけ優待の最低保有数として残したい・残り900株は貸したい」という場合に使います。100株を「貸出さない数量」に設定すれば、優待基準株数をキープしながら残りから金利を稼げます。

PCサイトから設定・変更する手順

PCサイトからは、個別銘柄の設定変更だけでなく、全銘柄をまとめて一括設定することもできます。

PCサイトでの貸株設定手順

  1. 楽天証券にPCログイン
  2. 上部メニュー「国内株式」→「貸株」をクリック
  3. 「貸株各種設定」から以下を設定:
    • 自動貸出設定(「自動で貸出す」か「貸出さない」)
    • デフォルトコース(全銘柄の初期コース)
  4. 個別銘柄の設定変更は「保有株式一覧」から銘柄を選んで変更
💡 PCサイトの便利な使い方:「全銘柄を優待・有配優先に一括設定」したい場合はPCサイトが便利です。一括設定後、特定の銘柄だけ金利優先にしたいケース(優待がなく金利ボーナスを狙いたい銘柄など)はiSPEEDから個別に変更すればOKです。

よくある疑問Q&A

❓ 貸株中でも株を売れますか?

✅ いつでも売れます。売却注文を入れると自動で返却処理が走り、そのまま売却されます。特別な手続きは不要。約定日から2営業日分の金利も付与されます。

❓ 金利はいつ入りますか?

翌月第2営業日に1ヶ月分まとめて入金されます。たとえば4月分の金利は5月第2営業日に入金されます。

❓ NISA口座の株も貸株できますか?

❌ できません。NISA口座(成長投資枠・つみたて投資枠ともに)の株式は貸株の対象外です。特定口座・一般口座の株のみ対象です。

❓ 貸株金利は確定申告が必要ですか?

⚠️ 年間20万円を超える場合は確定申告が必要です(給与所得者の場合)。貸株金利は「雑所得」として総合課税の対象になります。特定口座の源泉徴収とは別扱いです。詳しくは貸株の確定申告・税金解説記事をご覧ください。

❓ 「優待・有配優先」でも権利を取り損ねることはありますか?

⚠️ まれにあります。楽天証券が優待・配当情報を更新するタイミングのズレで、返却が間に合わない場合があります。確実に権利を取りたい銘柄は、権利付き最終日の1〜2週前に手動で「未貸」に変更しておくのが安全です。

まとめ

📌 楽天証券 貸株設定 まとめ

最初にやること PCサイトのマイメニューから「貸株サービス」に申込む(1回のみ)
自動貸出設定 長期保有派は「自動で貸出す」がおすすめ
コース選びの結論 迷ったら「優待・有配優先」。優待も配当も両方取れる。
iSPEEDでの設定 資産・照会→保有銘柄一覧→銘柄タップ→貸株設定→コース選択→決定
PCサイトでの設定 国内株式→貸株→貸株各種設定。全銘柄の一括設定はPC推奨
金利の入金日 翌月第2営業日に1ヶ月分まとめて入金

iSPEEDに対応したことで、保有銘柄一覧から2タップで貸株設定を変更できるようになりました。コース設定さえ決めてしまえば、あとはほったらかしで金利が入ってくる設計です。まだ設定していない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

なお、貸株の金利水準は楽天証券だけでなく複数の証券会社で比較することも大切です。まだ他社の口座をお持ちでない方は、貸株サービスが充実したマネックス証券も選択肢のひとつです。

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※本記事の情報は2026年3月時点のものです。iSPEEDのUI・楽天証券の設定画面は変更される場合があります。最新情報は楽天証券の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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