新社会人から始めるふるさと納税

ふるさと納税の画像 節約
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社会人一年目で人生初めてのふるさと納税を行いました。申し込みから確定申告、返礼品受け取りまで簡単にできたので、ぜひやってみましょう。

初任給でもできるふるさと納税

ふるさと納税は所得税、住民税が返ってくる制度なため、稼いでいる人がやる制度というイメージを持っていました。
特に働き始めて1年目の場合は、給与水準が高くないうえ4月からの給与であることや、まわりでふるさと納税をやっている人が少ないということがあり、あまり活用されていない制度なのかと思います。

一定以上の収入があれば実質負担2000円で各自治体の特産品などを送ってもらえる確実にお得な制度なのでぜひ活用しましょう。

社会人1年目は収入も少ないので、ふるさと納税で還付できる金額の上限も限られています。どれくらい税金がもどってくるかをざっくりと把握して、最後は12月に渡される源泉徴収票を見ながらしっかりと確認しましょう。

還付額の計算

還付される税金は「所得税」と「住民税(基本分)」「住民税(特例分)」の3種類です。

ふるさと納税の控除額=所得税の控除額+住民税(基本分)の控除額+住民税(特例分)の控除額

控除上限額

結局実質負担2000円でいくらまでふるさと納税できるのでしょうか。

控除上限の計算方法

負担を実質2000円で最大限控除を受けるには、住民税の特例分をめいっぱい使えばいいことになります。

控除上限=(個人住民税所得割額 × 20%) ÷ (100% – 住民税率 – 所得税率) + 2000円

※所得税率は復興特別所得税を含んだ税率です
※医療費控除や住宅ローン控除の税額控除を考慮していません

この計算式に出てくる個人住民税所得割額は所得控除など諸控除後の金額です。正確な額は働いた年のよく年6月に住民税の通知で確認できます。

ふるさと納税の納税額の目安

金額として実際いくらになるのかざっくりとした金額の一覧です。

金額独身又は共働き夫婦(扶養家族)
200万円15,3006,900
225万円18,50010,100
250万円21,70013,400
275万円24,90016,600
300万円28,00019,000
325万円31,00023,000
350万円34,00026,000
375万円38,00029,000
400万円42,00033,000
425万円45,00037,000
450万円52,00041,000
475万円56,00045,000
500万円61,00049,000
525万円65,00056,000
550万円69,00060,000
575万円73,00064,000
600万円77,00069,000
625万円81,00073,000
650万円97,00077,000
675万円102,00081,000
700万円108,00086,000
725万円113,000104,000
750万円118,000109,000
775万円124,000114,000
800万円129,000120,000
825万円135,000125,000
850万円140,000131,000
875万円145,000136,000
900万円151,000141,000
925万円157,000148,000
950万円163,000154,000
975万円170,000160,000
1000万円176,000166,000
1100万円213,000194,000
1200万円242,000239,000
※医療費控除等を考慮しない場合のざっくりとした計算です。正確な納税額を計算する場合には源泉徴収票をみながらふるさと納税サイトで計算してみましょう。

上記はあくまで概算なので、確実に実質負担2000円でふるさと納税をしたい場合には、12月にもらえる源泉徴収票をもとに ふるさと納税サイト の詳細なシュミレーション機能を使って計算してください。

ふるさと納税サイトはどれがおすすめ?

ふるさと納税といっても、ふるさと納税のポータルサイトですら何種類もあります。大手はCMなどでもやっている「楽天ふるさと納税」「さとふる」「ふるさとチョイス」色々あります。私の場合ふるさと納税を行う一番の楽しみはどれだけお得に返礼品をもらえるかです。
その一点で考えると「楽天ふるさと納税」がおすすめです。ポイント還元がよく、場合によっては自己負担分の2000円分を超えるポイントがもらえます。
楽天カードでの決済やキャンペーン、他の楽天のサービスを使うことで還元率が上がる制度(SPU)などを利用すれば10%程度は還元されます。
なので迷ったら場合はとりあえず「楽天ふるさと納税」で探すのがおすすめです。

おすすめ返礼品

返礼品はさまざまな種類がありますが、個人的におすすめなのはちゃんと納税地域にお金を落としつつ食費も抑えられる食べ物系です。

お肉の返礼品

ふるさと納税するならなんといってもお肉でしょう。

牛肉 熊本県 玉東町 あか牛切落とし1kg

去年のふるさと納税で私も注文した返礼品です。
国産のブランド牛である、あか牛が1kg(250gパックが4つ)入っており、コストパフォーマンス抜群。
脂が比較的控えめで牛の香りがしっかりしていて美味しいのでおすすめです。
私自身のケースは年末に注文したこともあって発送まで1ヶ月半程度かかりました。

自宅に届いたあか牛の写真

豚肉 宮崎県木城町 豚肉切落とし3.5kg

上の牛肉と迷った豚肉がもらえる納税先です。
食費の軽減を考えると3.5kgという大容量のこちらも検討しました。2020年はこちらへの納税も考えています。

魚介類の返礼品

普段は肉を食べることが多いため、せっかくのふるさと納税では魚介類を頼みたくなることもあります。私の去年のふるさと納税はひとつは肉、もうひとつは魚介に納税しました。

サーモン 北海道白糠町 エンペラーサーモン1kg

こちらの返礼品も私が実際に注文したものです。
北海道産のサーモンかと思いきやよくみたらノルウェーサーモンでしたが、脂が乗っていてムニエルはもちろんお刺身にしてもいい一品

お米の返礼品

やっぱりなんといっても絶対消費するもので、買いに行くと重くてかさばるお米がふるさと納税でもらうのが一番。
生活費、労力の削減、その地域の農家にお金が落ちるのでもっともおすすめな返礼品です。
私自身、お米については実家のふるさと納税枠でお米を送ってもらっています。

米5kg 北海道美唄市 牧野農園のゆめぴりか・5kg

こちら、実家より送ってもらっている返礼品です。一人暮らしで自炊するうえでの強い味方のお米。個人的に好きな「ゆめぴりか」が5kgで7500円で、よくある5kgで1万円のふるさと納税よりずっとお得です。

米10kg 佐賀県神埼市 さがびより10kg

今までは5kgでも1月半ほどはもっていましたが、最近は自炊する頻度が増えたため、10kgのこちらの返礼品を今度から送ってもらうように頼んでいます。

まとめ

ふるさと納税制度はうまく使えばお得に豪華な返礼品をもらうことができます。
特にお米はかさばり、重量もあるのでふるさと納税などで届けてもらうのがおすすめです。
注意点としては商品によっては注文の集中ですぐに到着するわけではないので注文は早めに!
去年は12月30日に駆け込みで納税したこともあり、実際に返礼品が届くのに1ヶ月半以上かかりました。
上限を把握して、計画的に使い倒しましょう。

参考

楽天ふるさと納税

総務省ふるさと納税ポータルサイト

ふるさと本舗(寄付可能額計算)

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