久々の更新ですが、またちょいちょい更新していこうと思います。
トラストレンディングの「燃料卸売事業者ローンファンド」へ投資しました
これで僕がトラストレンディングのファンドに投資したのは4ファンドめ、今回のを含めて運用中のファンドは3ファンドになります。
最近は資金に余裕がないため、預託金に入金が必要な他のソーシャルレンディング業者に投資できてないのでリスクが集中している気がしますが、今まで無事償還できていた会社も最近はデフォルトすることもあるなか、まだ何も起こっていないトラストレンディングなら大丈夫かなーと資金の集中を許しています。
そんなことは置いておいて、どのようなファンドなのかをみていこうと思います。
燃料卸売事業者ローンファンドはどんなファンド?
貸付先の事業
貸付先は衛生面向上や環境改善などをやっている会社がが行う燃料の運搬事業に貸付けるようです。
トラストレンディングが強みを持つ公共事業分野での工事などで使う燃料などを仕入れて管理、配送をすることで、公共事業を請け負う会社が仕事に集中できる環境を作るようです。
今回は25年くらいの長期の事業計画をもとに作られ、さらに初年度で30億円規模の売上を作る見込みです。トラストレンディングは取締役にもと官僚を抱えるなどして公共事業を見定めるノウハウがあるので、ある程度将来性を見込める事業なのでしょう。
今回はこの燃料運搬事業のためにSPC(特定の目的のために作られる会社)を設立しして、投資家のお金はそのSPCに貸し付けられます。実際にどのような契約をしているかはわかりませんが、今回の事業がうまくいかなかった場合にSPCに債務が限定されるノンリコースローンの形式なのかもしれません。
ただ10%を超えるような高利回りなのである程度のリスクはしょうがないでしょう。
貸付条件
貸付利率 |
12.50% |
想定利回り(税引前) |
11.00% |
営業者報酬 |
1.50% |
借入期間 |
23ヶ月 |
返済方法 |
元金一括返済(期限前償還あり) |
担保 |
有 |
保証 |
無 |
トラストレンディングの高利回りは相変わらずですが、最近は営業者報酬を3%以上取ることも多かったなか、1.5%に抑えられているのが個人的に嬉しいですね。
5.5%から11%への大幅利回りアップ
実はこのファンドシリーズの直前にほぼ同じ内容のファンドが募集されていました。
その「 燃料卸売事業者ローンファンド192号」の貸付条件を見てみましょう。
貸付利率 |
7.50% |
想定利回り(税引前) |
5.50% |
営業者報酬 |
2.00% |
借入期間 |
26ヶ月 |
返済方法 |
元金一括返済(期限前償還あり) |
担保 |
有 |
保証 |
有 |
僕が投資したファンドとの違いは貸付利率が7.5%と5%低く、営業者報酬が2%と0.5%低いです。また「 燃料卸売事業者ローンファンド192号」は保証があります。
このファンドが募集されている時の様子は見ていたんですが利回りが5.5%と低く、なかなか資金が集まらなかったので、急遽、保証を外したり営業者報酬を削ることで高利回りなファンドを作ったのかもしれません。
いつもは行う新ファンド募集のメールが利回りが上がった後には流されなかったことからも11%での募集が想定外だったことがうかがえます。
高利回りでもちゃんと返済されるのか?
高利回りというとやはりリスクがつきものですが、トラストレンディングは官僚出身者をかかえ込むなど、その分野に詳しい人が見極めているので個人的には他の高利回りソーシャルレンディングよりは信頼しています。
また、今回はもともと保証ありだった案件だということも考えると、トラストレンディング側もかなりの確度できっちり返済されると考えているでしょう。
ということで僕はまた少ない資金から10万円を絞り出して投資しました。(デフォルトだけはしないでくれー)
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