手数料無料で売買！フリーETF

フリーETFって何？

信託報酬が安いコツコツ資産を増やすなら選択肢に入ってくるものだと思います。しかし、いざ買おうとするとその安い信託報酬のメリットを無にする売買手数料がかかってしまうことがあります。

そんななかで一部の証券会社が指定したETFについてのみ売買手数料をかけずに取引ができるETFがあります。自社グループのなかの運用会社のETFであったり海外の運用会社大手のETFが対象のようです。

売買手数料を無料での取引を促す理由の予想ですが、証券会社、ETF自体を利用してもらうためなのはもちろんのこと、多くの人が売買することによって流動性を確保してより売買が円滑になるようにする狙いがあるのでしょう。

証券会社ごとの対象ETF

では実際にどの証券会社はどのETFが取引手数料無料の対象にしているのか見てみましょう。

カブドットコム 「フリーETF」

カブドットコムは三菱UFJグループを大株主に持っているため、そのグループの中で運用会社である三菱UFJ国際投信が運用しているMAXISシリーズの投資信託が対象のようです。

具体的な対象ETFは以下表を見てください

参照：https://kabu.com/item/free_etf/default.html

楽天証券 「手数料0円ETF」

楽天投信投資顧問が提供するふたつのETFはありがちですが、なんと世界最大の運用会社であるブラックロックの「iシェアーズ」シリーズが対象に入っています。

世界最大のETFブランドだけあって「iシェアーズ」の銘柄はバラエティーがあって選択肢が広がりますね。

また、2018年11月からは三菱UFJ国際投信のMAXISシリーズの全銘柄がさらに追加されました。MAXISシリーズは純資産総額3兆円を超えて国内でも有数のETFシリーズです。

楽天証券は手数料プランなどを選べばトップクラスに手数料が安いのに、手数料無料のETFも充実していて投資家にはありがたい証券会社です。

楽天ETFシリーズ

iシェアーズシリーズ

MAXISシリーズ

参照：https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/etf-etn-reit/lineup/0-etf.html

マネックス 「ゼロETF」

マネックス自体、アメリカをはじめとした海外の取引が得意なので、対象もアメリカで売買されるウィズダムツリーが出す27のETFです。

海外ETFに特化しているので特色が強く出ていてマネックスらしいラインナップになっています。

ティッカーを押すと、銘柄概要に飛べます。

参照：https://info.monex.co.jp/us-stock/zero-etf.html

まとめ

積立以外でも短期のスポット買いやデイトレードにも便利な手数料無料です。バンバン使い倒していきましょう。

手数料無料の流れが他の証券会社にも広がっていけば、より気軽に売買ができるようになるので楽しみですね。